他人軸がしんどい人へ 人の目がきになりすぎる原因と自分軸の戻し方

「人にどう思われるかが気になって、自分の気持ちがわからなくなる」「断れない・嫌われたくない・周りに合わせすぎて疲れる」

こうした”他人軸”の生き方は、不安が強い人ほど陥りやすい状況です。

これは性格のせいではなく、心のしくみや幼少期の影響、そして自分のエネルギーの向きによって自然とつくられます。

この記事では、

・なぜ他人軸になってしまうのか

・どうすれば自分軸に戻れるのか

を、心理学と現実的スピリチュアルの両方の視点でわかりやすく解説します。

少しずつ「自分の中心に戻る」感覚をつかんでみてください。

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そもそも”他人軸”とは?

他人軸とは、

自分の価値・行動・選択を、他人の基準で決めてしまう状態のこと。

・嫌われたくない

・怒られたくない

・悪く思われたくない

・期待に応えたい

これがベースにあると、知らないうちに「自分の気持ち」が後回しになります。

スピリチュアル的に言えば、自分の軸(エネルギーの中心)が外にズレている状態。

ずっとこうだと生きずらさや不安がつ強くなりやすいです。

他人軸になってしまう3つの原因

①幼少期に”評価されることで愛を感じてきた”

・いい子にしていれば褒められる

・失敗すると怒られる

・親の顔色を見て育った

こうした環境だと

「他人を見て行動する」が生存戦略になるので、大人になっても抜けにくいです。

 

②自分の感情より”正しさ”を優先してきた

日本人には特に多いのですが、

「迷惑をかけない」

「空気を読む」

を優先しやすく、自分の本音が感じにくくなる傾向があります。

結果、他人の要望のほうが優先され、自分軸が弱くなります。

③エネルギー感度が高い・HSP傾向がある

心理学的にはHSP、現実スピの言葉で言うと「敏感さん」。

こういう人は無意識に相手の気持ちを読み取ってしまい、合わせにいくクセがつきやすいです。

能力でもあるけれど、疲れやすさにもつながります。

他人軸をやめるための”自分軸”の整え方

①小さな「自分で決める」を毎日やる

大きな決断でなくても日々の生活の些細なことからで大丈夫。

・今日は何を飲みたい?

・どっちの服が着たい?

・5分だけ散歩する?やめる?

こういった小さな選択が積み重なると、自分の中心が戻ってくる感覚が育ちます。

実は、コレ、日々の生活で皆やっていますよね?

ポイントは意識してやってみるということ!

小さな選択を私はちゃんと選択して決めてる!って意識してみるとふと心が軽くなる感覚がありますよ。

 

②「私はどうしたい?」を口癖にする

他人軸の人は、

「相手はどう思うかな?」が先にでます。

意識して

「私は?」と自分に質問するクセをつけると、心の向きが変わります。

ポイントは、

直ぐに答えがでなくてもOK

ということ。

大事なのは「自分に聞く」という行為そのもの。

③自分の感情に点数をつけてみる(感情スケール)

・今日の気分は何点?

・今の仕事、しんどさは10点満点でどのくらい?

数値化すると、

自分の感情が見える化してくるので軸が戻りやすいです。

④他人の期待を”想像しすぎていないか”確認する

他人軸の人の多くは、

実は相手の期待を正確によめていなかったりします。

「こう思われているはず」

「こう云ったら嫌われるかも」

→これは”想像”であって現実ではない。

そのことに気づけるだけで、かなり自由になります。

⑤1日の最後に”自分にお礼”を言う

これは少しスピリチュアル寄りの方法ですが効果大。

・今日もがんばってくれた体

・自分を守ってくれた心

・無意識に働いてくれた直観

これを認めると、

自分のエネルギーの中心が内側に戻る感覚が起こり、自己肯定感のベースになります。

他人軸は”悪いクセ”ではなく、生き延びてきた証拠

ここが大事。

他人軸の人は「自分が弱い」「メンタルが弱い」って自分を責めがちだけれど、実はその逆。

環境の中で適応して、周りを見て、頑張ってきた人に多いんです。

だから、もう、自分を責めないであげてほしいな。

ただ「今はもうそのやり方じゃ苦しい」と心が教えてくれているのです。

まとめ

他人軸は決して悪いことではなく、生きるために身に着けてきたただのクセです。

幼少期の学校や家庭環境で感情を抑圧してきたり、もともともっている敏感さの影響もあります。

そう考えると今まで”よく頑張ってきたな”って自分をほめてあげてほしいのです。

簡単なことで効果がなさそうだけれど

「小さな選択」「私はどうしたい?」の積み重ねで自分軸は戻るし、自分の中心に戻ると自然と不安も小さくなりますよ。

明日が少しだけ軽くなるためにもしよかったら試してみてください。

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