昔懐かしい、とっこ遊び(紋合わせ)来年のお正月はこれに決まり!

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懐かしいとっこ紙

用事をすませるために車を運転していたときのことでした。

信号待ちをしていたときに、ふと外を見ると、古びた駄菓子屋さんの窓から「とっこ紙あります」の貼り紙が目に飛び込んできたのです。

「ん!?とっこ紙ってなんだっけ?」と私の頭はフル回転!しばらく頭の中でグルグルと思考を巡らせていると「ピーン!」と答えが見つかりました。

幼いころ、お正月になると家族で遊んだ、とっこ遊びの台紙だと。

とっこ紙を購入

急いで車をUターンさせ、駄菓子屋さんへ直行しました!

「すみません、とっこ紙の貼り紙を見たのですが…」

駄菓子屋さんに立ち寄ることなんて何十年ぶり!恐る恐るお店にはいると、おばあさんが少し気怠そうに、対応してくれました。

そして「今、ちょうど時期だからねぇ、よく売れているんですよ」と言いながら、1枚の紙を出してくれたのです。

その用紙を見たとたんに、「あぁ、幼いころ、お正月になるとこれでよく遊んだなぁ」と懐かしい気持ちが胸からこみあげてきました。

 

懐かしさもあいまってさっそく購入!お値段は1枚350円、消費税をいれて380円でした。

お正月が近いので、お孫さんに昔の遊びを体験させたい、と10枚単位で購入するお客さんも多いそう。まさに大人買いですね!

とっこ紙の遊びかた

「とっこ」とは別名「紋合わせ」とも言われる遊びで、そのルーツは江戸時代まで遡ります。

私が幼かったときに父に教えてもらい、お正月になるとよく遊んでいましたが、私の実家では単に「とっこ」と呼んでいました。

 

台紙の中央に「丸につる」「丸にやばね」「みます」 「とっこ」「しまだ」「丸に仙」の6種類の紋が描かれています。そして、これらの左右には紋が描かれた巻紙が貼り付けられています。

 

dsc_0441

遊び方1

左右にあるクジを1枚ずつ引き同じ絵柄がでれば当たり!

父が幼いころ駄菓子屋さんのおばさんと遊んだのがこの遊び方だったそうです。

6種類の紋の絵柄がランダムにでてくるので当たる確率は低いですよね。

遊び方2

私が昔、家族と遊んだのはこんな感じ♪

中央の6つの紋のなかから好きな絵柄を選びます。

選んだ絵柄に落花生を好きな数だけ置きます。

(今はカルパスを使う人もいるみたいです)

右上の巻紙を上から順番に剥がします

dsc_0443

同じ絵柄に落花生を置いておいた人が落花生をもらえます。

dsc_0446

すごく単純ですが、大人数で遊ぶと、とても面白いのです!

まとめ

お正月に定番の昔の遊び「とっこ遊び」。昔は娯楽が少なかったので、お正月にとっこをすることが楽しみだったのだとか。

 

今では、娯楽に溢れているので、とっこやハネツキ、凧揚げをする風景も見られなくなりました。

懐かしいとっこ紙を手に入れたので来年のお正月は家族や親せきと盛り上がりたいと思います。

とっこ紙が買えるお店

群馬でとっこ紙をお探しの方は高崎玩具でとっこ紙の購入ができます。

店頭での購入は問屋さんなので、育成会や駄菓子屋さんなど取引のある団体でないと難しいようです。

ご希望の方はインターネットのでの販売もしているので、ホームページを覗いてみてはいかがでしょうか?

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コメント

  1. 健児 より:

    おはやうございます

    私家では、今も毎年正月には『とっこ遊び』をやっております。

    記事の日付が2016でしたので、嬉しくてコメントしてしまいました^^;

    小1の孫も毎年楽しみにして、家族でワイワイやております。

    ただ、、、、。
    とっこ紙の在庫が少なく、何年先まで出来るかな

    群馬高崎の駄菓子屋さんには売ってるみたいですが、今ね時代だからかも知れませんが高いです。

    1枚100円で20枚買った記憶があるので、380円は驚きました。

    • あかつき より:

      こんにちは。
      とっこ遊び毎年しているのですね。
      昔の遊びって素朴ですが工夫がこらされていて本当に楽しいですよね。
      特にとっこ遊びは、世代を問わず楽しめますので、お正月にはぴったりです。
      お孫さんも楽しみにされているとのこと、とっこ遊びを伝えてくれる素敵なおじい様をもってお孫ちゃんも幸せですね。
      私も子共に昔の伝統を伝えていきたいと思います。
      とっこ紙、昔は1枚100円だったのですね。ずいぶんと値上がりしてしまったのですね。
      もっと気軽に買えるようになると良いですよね!

  2. 健児 より:

    こんばんは

    お返事ありがとうございます。

    昔といっても、10年くらい前が100円でした。
    私が子供の頃は、100円で3〜4枚買えましたので、時代の流れを感じますね。

    近所の駄菓子屋さんのおばあちゃんが、手作りでやってましたので、おばあちゃんが他界したら売られなくなりました^^;
    残念です。

    一応まだ40代なので、40年位前の話ですがね 笑

    • あかつき より:

      こちらこそコメントありがとうございます。
      私のまわりでは、とっこを知らない人が多いので知っている方がいてうれしいです。
      それにしてもとっこ紙はずいぶん高くなったのですね。
      40年前くらいは100円で3~4枚買えたことを知り驚きました。
      とっこ紙自体は、ただの紙なので380円って高いですよね!
      無駄にはできない金額なので、子供に見つからないように
      お正月まで隠しています!

  3. わか より:

    とっこ毎年していました。懐かしいです!
    やはり皆の集まる正月にしていました。
    今はみんな大人になり家庭をもってとっこをやる正月は無くなってしまいましたが。
    飴やチョコをかけあって7人で楽しく遊びました。最後に飴やチョコの多い人から好きな景品が貰えるようになっていて、みんながそのとっこ遊びのための景品を用意したり、正月はとっこが中心な遊びでした。
    小学生であった私はとっこの紙を手作りしました。とっこが楽しかったので沢山のとっこの紙を作りました、糊をつけすぎて開きづらいのもありましたがそのお蔭でとっこの紋は今でも描くことが出来ます。

    • あかつき より:

      おはようございます。コメントありがとうございます。
      わかさんは、飴やチョコで代用していたのですね。
      それぞれの家庭で違って面白いですね。

      とっこ紙を手作りしていたエピソードも素敵ですね!
      紋を今でも書けるのですね!
      手作りだと細かい作業だと思いますが、
      小学生のころのわかさんすごいです。