モデルハウス見学のメリット
去年は2ヶ月に1回のペースで、モデルハウスの見学に行きました。
今年も同じくらいのペースでモデルハウス見学をしたいと思っています!
ところで、モデルハウス見学のメリットって何だと思いますか?
まず、実際の動線や居心地を体感できるので、マイホームづくりのイメージがグッと現実的になります。
そして、各ハウスメーカーがアピールポイントをめいっぱい詰め込んだモデルハウスは、どこへ行っても家づくりのヒントが満載です。
私も去年1年で、家に関する初めての発見や新しい知識をたくさん仕入れられました。
さらに、モデルハウス見学には、もうひとつ大きなメリットがあります。
マイホーム購入において、たぶんこのメリットが最も重要なポイントになるのではないでしょうか。
それは、担当の営業マンとの出会いの機会が得られるので、営業マンの良し悪しがチェックできるというメリットです。
不動産は人で買え
「不動産は人で買え」という言葉があります。
家というのは、一生に一度買うかどうかというほど大きな買い物です。
自分たちの理想にできるだけ近い物件を見つけたいし、できるだけ無理のない予算内で手に入れることができれば、それに越したことはありません。
だからこそ、「不動産は人で買え」という言葉が生まれたのでしょうね。
不動産のように超高額の買い物をするときは、担当者の良し悪しも価格に含まれていると考えた上で、納得できる値段かどうかを判断するべきなのです。
信頼できる良い営業マンが担当についてくれたら、疑問点や不安点を相談しながら、安心して家づくりが進められます。
こちらの要望や事情をしっかりと汲み取ってくれて、その上で最適な提案をしてくれる、それだけで家の価値も上ると思いませんか?
でも万が一、自分たちとは相性の良くない、もしくは元々営業マンとしての資質に難があるような担当者がついたらどうでしょうか?
親身に相談に乗ってもらうどころか、意思の疎通さえままならない状況で、一生分の大きな買い物をするなんてリスクが高すぎますよね。
どこの業界でも、営業マンの良し悪しはあります。
特に「不動産屋」「保険屋」「新聞屋」などは、とかく「ヤクザな商売」などと有難くない言われ方をしやすい業種です。中には、「ちょっとどうなの!?」と首をかしげたくなるような人がいないとは言い切れません。
でも、そんな人はごく一部。ちゃんと向き合えば、ほとんどの営業マンが、誠心誠意、真心を持って対応してくれるはずです。
あとは、自分たちとの相性の良し悪しの問題だけ!
そうなると、どの営業マンが良いのかは、自分自身でシッカリと見極めるしかありません。
信頼できる営業マンを見つけるには
「良い営業マン」ってどんな人でしょう?私自身、元気でハキハキしてちょっとイケイケなタイプの営業マンって嫌いではありません。
でも、だいたいハキハキ系のタイプって、物忘れがひどかったり、勢いだけで話していることもあるので、こちらが疲れてしまうんですよね。
だから、私にとっての「良い営業マン」って、自分の話しばかりをするのではなく「お客さんの話しをじっくりと聞いてくれる人」です。
電話やメール対応
営業マンの人柄を手っ取り早く見抜く方法は、電話やメールの対応をチェックすることだと思います。
電話やメールは、その人の人となりが自然とにじみ出てきます。それに顔が見えない分、メールや電話でのやり取りの能力が高い=仕事ができるということも言えると思います。
まず、電話対応のときのチェックポイントは、私から電話をかけたとき「いただいたお電話なので、こちらから折り返しお電話しますね」の一言が出るか、出ないかという点。
私は携帯電話の通話料フリープランに入っているので、別に電話料金を節約したいわけではありません。ただ、この気遣いができるかどうかで、顧客対応の能力レベルがわかってしまいます。
残念ながら、この簡単な一言が言えない人がほとんどで、少なくとも私が直近で問い合わせした会社ではひとりもいなかったですね。
逆に、営業マンから電話がかかってきたときのチェックポイントは「今お時間大丈夫ですか」という言葉が添えられているかどうかです。
電話を受けたとき、そしてかけたときのほんの小さな気遣い。これができる営業マンが、「お客さんの話をじっくりと聞いてくれる人」すなわち「良い営業マン」だと、私は思います。
やっぱり口コミが一番
私には、実年齢よりかなり若く見える友人がひとりいます。
同い年の女性として羨ましい限りなのですが、彼女はその外見の若さゆえに、とてもイヤな経験をする羽目になりました。
あるとき希望にピッタリの土地をネットで見つけた彼女は、すぐにでも購入しようと取り扱い不動産業者を訪れたそうです。ところが、その不動産屋は彼女の話もろくに聞かず、けんもほろろだったのだとか。
彼女は、とてもお堅い職業に就いていて世間的なステイタスも立派です。きちんと対応してくれさえすれば、またとない顧客になったはずです。
おそらく、彼女があまりにも若く見えたため「こんな若い子は大してお金もないだろうし、どうせ住宅ローン審査も通らないだろう」と勝手に判断されてしまったのでしょう。
「どうしても欲しい土地なのに、相手にもしてもらえない」と嘆く彼女が気の毒になった私は、不動産業者に勤める同級生を紹介しました。
その結果、トントン拍子に契約まで進んだだけではなく、不動産取得税の軽減措置まで教えてもらい大満足だったそうです。おまけに私の同級生ということで、相談しやすくて助かったと感謝してもらえて、紹介した私としては鼻高々♪
後日、3人で飲んだお酒は、ことのほか美味しかったです。
まとめ
不動産を売るのは「人」です。
人にはいろいろな人がいますので、不動産のような大きな買い物をする時には担当者にはよくよく注意しましょうね。
それに、マイホームの場合、買って終わりではありません。
長い間住んでいると必ずどこかに不具合がでてきます。そういったときに相談できる誠実な営業マンがいるのといないのとでは、大きな差がでます。
「不動産選びは担当営業マン選び」が、マイホーム購入の成功の秘訣と肝に銘じておきましょう。