コンクスハウジングの床下エアコンと女性目線設計。モデルハウス見学3

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モデルハウス見学3

住宅雑誌の「SUUMO注文住宅」を手にしたことがきっかけでスタートした、私のモデルハウス見学のシリーズ記事も今回が最終回です。

最後の見学先はコンクスハウジング

私の中では、このコンクスハウジングのモデルハウスが最も高ポイントでした。

次に欲しいのは終の棲家

住宅情報の収集が大好きだし、こうして熱心にモデルハウス見学もしている私ですが、実は今すぐに家を建てるつもりはありません。

なぜなら、中古ながらも持ち家に住んでいますし、早急に移らなくてはいけないほどの不満点が今の家にあるわけではないからです。

とは言え、誰もが夢見るのと同じく、私もいつかは新築のマイホームを持ちたいとは考えています。

そして次に建てる家こそ、できる限り後悔や不満のない、一生涯にわたって住み続けられる家にしようと決めているのです。

つまり、私が欲しいのは「終の棲家」

だから時々、

「弱った足腰で、いちいち2階のベランダに洗濯物を干しに上がるのはキツイだろうなぁ」とか、「年をとったら、寝室も1階の方が落ち着くんじゃないかなぁ」とか、60代や70代になった自分たちの生活を想像してみます。

そして、行き着いた結論は、老後を快適に過ごせる家は、生活の全てが1階で完結する家なのではないかということです。

そうなると「平屋」がいいということになりますが、子どもが成長するまでは、やっぱり一般的な2階建て住宅という選択肢も外せません。

だから理想を言うなら、1階と2階、さらにはそれぞれの居住空間がゆるやかに繋がっていて、必要があれば仕切ったり融合したりできるフレキシブルな家がいいですね。

でも、そんなワガママが叶う家を見つけるのは、なかなか難しいだろうなぁ。

と、あきらめ半分だった私ですが、もしかして見つけてしまったかも知れないんです。

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女性目線で考えつくされた住宅

コンクスハウジングのモデルハウスは、間取り図を見たときから「私の理想に近い」と直感していました。

「ピンッ!」と来たのは次の2つ。

まず、2階にベランダがなくて、1階に物干し場が設けられている点。

そして、将来的に寝室に変更できそうな和室が1階にあった点。

もうこれだけで、見学に行く前からポイント高めだったコンクスハウジングです。

実際に見学してみると、随所に住みやすさの工夫が凝らされていて、予想以上に好感触。家事動線に配慮した「女性目線」による設計だなと感じました。

コンクスハウジングのモデルハウスで見つけた【暮らしやすさの工夫】

・玄関に来客用とは別に家族用スペースがある

・梁見せ天井の吹き抜け空間は、将来2階の部屋を増設することも可能

・洗濯機置き場から物干し場までの動線が短いので楽

・リビングとダイニングの間にカウンターが設けられている

・床下のエアコン1台で全館暖房が可能

・温度差を利用した循環システムの採用で家中を換気

・収納がとにかく多い

暮らす人の生活動線や健康、自然環境にまでとことん配慮した家づくり。暮らしやすい家の見本みたいだなと感心させられました。

中でも、私が特に気に入ったのは「床下エアコン」と「ダイニングとリビングの空間を分けるカウンター」です。

床下エアコン

見学中に、あるべき何かが足りないような違和感を覚えた私。途中で、その違和感の正体に気づきました。

エアコンがどこにもないのです。

私は思い切って聞いてみました。

「どうしてエアコンがないのですか?」

案内担当者の方は「エアコンはこちらにあります」と、床を指差したのです。

なんと、エアコンは床下に設置されていました。しかも、その1台で83畳という大空間を温めることが可能というからビックリ!

コンクスハウジングの住宅は、暖かい空気は上昇し冷たい空気は下降するという、空気の自然な動きを利用した換気システムを用いています。

簡単にいうと、

  1. 新鮮な外気を取り込み太陽熱で暖め床下空間に給気します。
  2. それを床下に設置した専用エアコンで暖めます。
  3. その暖気を家中に循環させます。
  4. 循環し終えて冷えた空気は下降し、ふたたび床下に戻ります。
  5. 循環中に汚れた空気は、天井の煙突から排気する循環システム採用。

と、こんな仕組みになっているそうです。

エアコンって、室内機の出っ張りは見栄えが悪いし、室外機は大きくて場所を取るし、どうにかならないのかなとずっと思っていました。

でも、床下にすべて収まるなら、見栄え問題は一気に解決!しかも、空気の寒暖差を上手に利用した自動換気システムとの連動で、エコロジーな上に光熱費の軽減にもつながっていいことづくめです。

「床下エアコン」、将来家を建てる際には絶対採用したいと思います。

ダイニングとリビングの空間を分けるカウンター

もうひとつのお気に入りポイントの、「ダイニングとリビングの空間を分けるカウンター」

壁できっちり仕切ってしまう分け方ではなく、それぞれの空間の気配を残しながらゆるやかに仕分けるのは、圧迫感がなくていいなと思いました。

食事を楽しむスペースから、くつろぎの空間への、スムーズな移行を促す役目をしているカウンターの存在。

うん、すごくいい!

さらにいいのは、玄関の来客用スペースから、このくつろぐスペースに直結している動線です。これなら急な来客時も、散らかったキッチンやダイニングを見られないので、慌てなくて済みますね。

本当によく考えてつくられているな~

気になるお値段はというと、約2800万円。私が一押しの床下エアコンや照明・カーテンなども料金に含まれているとのことで、納得のお値段かな。

コンクスハウジングの感想

全体的な感想としては満点!

と言いたいところですが、やっぱり気になる点もあります。

南側にウッドデッキがあるのですが、そこは物干しスペースではないのです。物干し場は洗濯置き場のそばなので、せっかく南側に広いスペースがあるのにもったいない気がしました。

洗濯物はお日様が燦々と降り注ぐ南側に干せたら、それに越したことはないですものね。

そしてもうひとつ。

やっぱり2階にベランダがほしいかも。ベランダがあれば、お布団も思い切り干せて気持ちいいですから。

内緒の話し

見学の最後に、コンクスハウジングの社長(一級建築士)が書いた家づくりの本をプレゼントしていただきました。

それだけでも、大変ありがたいのに、後日アンケートのお願いと一緒にアンケートのお礼としてクオカード500円が添えられていたのです。

住宅雑誌「SUUMO注文住宅」で4000円クオカードがもらえる上に、コンクスハウジングでも500円のクオカードをいただいて、合計4500円ものお小遣いになりました。

嬉しい♪

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