限られた命と時間
今日は、私の悲しい「出来事」と「思い」を聞いてもらえますか?
私に「音楽を愛すること」「演奏での失敗を恐れないこと」「音楽を愛するように人も愛すること」を教えてくれた先輩が亡くなったことを知りました。
先輩はいつも「人の命はいつ、どうなるかわからない。だから私は明日死んでも後悔しないように毎日生きている」と言っていました。
先輩の死を受け止めきれずに時を過ごしていたのですが、先輩の言葉のようにいつ死を迎えても後悔しないよう生きていこうと決意したのです。
仕事も家庭も育児も趣味も100%の力を出す
あるカウンセラーさんから、「仕事に50%の力をだして家庭で50%の力をだしているから、余計に疲れてしまうんだよ。みんなここを間違えるんだよね」という話を聞いたことがあります。
仕事も100%、家庭も100%の力でこなしたほうがかえって疲れないらしいのです。
そんな話もあり、これからは「仕事も家庭も趣味も100%の力をだしてやってみよう」と思いました。
なので、20年以上習っていたピアノとエレクトーンを再開することにしたのです。ちなみにピアノもエレクトーンも同じ先生に習っています。
今回、レッスンを再開したい!と伝えると「焦らず、のーんびり、楽しみながらでいいではないですか」と言ってもらいました。
こんな風に言ってもらえると今のままの自分を○っと受け止めてもらったようで、心が軽くなります。
それに、レッスン料も勉強してもらったし、時間や曜日もかなり私に合わせていただいています。
きっと先生の心のなかには「ここまでやってほしい」とか「もっと上達してほしい」という気持ちがあると思います。だけれど、自分の思いを心に閉まって、私にあわせてくれて本当にありがたいです。
そんな先生も、もう70代。いつまでレッスンしてもらえるかわかりませんが、先生がレッスンを続けられるまでついていこう!と決心しました。
趣味も100%の力をだしたい!と思うけれど、実際には新しい曲を練習する時間はつくれません。なので、せめて今まで弾けていた曲をひけなくならないようにしたい!というのが今の私の重いです。
ピアノやエレクトーンを習いにいくというよりは、たんに弾きに行くとう感覚です。家庭や仕事が第一優先なので、仕方ないですよね。
レッスンの曲に選んだのは
そんな私が久しぶりのレッスンで選んだ曲はピアノはアンドレギャニオンの「めぐり逢い」エレクトーンは塩谷哲さんの「海溝」です。
どちらも、今までのレッスンで弾けるようになった曲です。
でも、毎日弾いていないとまったく弾けなくなるのですよね。特にピアノの感覚を思い出すのには時間がかかりそう。
ちなみに先生から「楽典はどうする?」と言われたので「割愛でお願いします!」と伝えました(笑)
楽典…西洋音楽譜についての基礎的な諸規則を取り扱う教科書
レッスン曲の「海溝」と「めぐり逢い」についてはこちらの記事で書いています。
・塩谷哲さん作曲「海溝」は私の悲しみを何度となくリセットしてくれました
・バレンタインコンサートで愛の曲を聞いて身体の細胞が若返った話
まとめ
あなたは、明日もし死んじゃったとしても後悔しませんか?ママだから諦めているってことありませんか?
私は、もし明日死んでしまったら、たくさんの後悔があります。
なので、今できることを無理しない程度にやっていこう!と思ったのです。少しだけでも、好きなことする時間をもてたら毎日の生活に潤いができるし、今よりも一歩前に進む活力にもなります。
そのことが、今を生きるものの使命だと思うのです。
もうすぐ春!新しいことを始める季節です。あなたも「新しいこと」「諦めていたこと」を始めてみませんか?