マナー違反
通勤も買い物も、いつもは車ばかりの私ですが、この間ひさしぶりに電車に乗る機会がありました。
そのとき、見てはいけない物を見てしまったんです。30代のママとして、公共のマナーについて改めて考えさせられた出来事だったので、今日はその話を書かせてください。
同世代の女性の恥ずかしい行動
とある駅から乗り込んだとき、車輌内には立っている人はひとりもなく、パラパラと空席がある程度の乗車率。
荷物が重かったので私も手近な空席にサッと座ったのですが、ちょうど向かいの席には女性がひとり座っていました。
「この人、私と同世代くらいかなぁ~」なんてことを思っていたその時!!
な、なんとその女性が急にポーチを取り出して、ガッツリとメークを始めたんですよ。
そんなに混んでいないとはいえ、他人が乗り合わせる電車の中で熱心にメイクする様子は、そばにいるこっちが気恥ずかしくなりました。
電車は公共の場所
コンパクトをのぞいて軽く化粧崩れを確認したり、油取り紙で鼻の頭を押さえる程度ならまだしも、アイシャドーやマスカラまで念入りに仕上げている様子はいただけません。
でも、不思議。
目を背けたくなる気持ちとは裏腹に、ついついチラチラ見てしまうのは、「怖いもの見たさ」というやつでしょうか。
フッと気づくとほかにも何人もの人が、私と同じようにチラチラと彼女を見ていました。
大人の女性のマナー
小さな子がいる子育て最中のママは、念入りにメイクする時間はなかなか取れません。
でも、全くのすっぴんで電車に乗るのは大人の女性としてはマナー違反。
だからと言って、電車という公共の交通機関内でフルメイクをするのも、これまたマナー違反だと思います。
時間がなくて慌てて出かけなきゃ行けなくなったとしても、軽くパウダーをはたいて口紅で血色を補うぐらいの手間なら、それほど時間もかかりませんよね。せいぜい1分ぐらいものです。
急いでいるときは、がっつりフルメイクという選択肢は潔く捨てて、1分メイクで済ませて最低の身だしなみだけを整える。それが大人の女性のマナー♪
くれぐれも公共の場でポーチ広げて、みんなの好奇の視線を浴びながらガッツリとフルメイクを始めちゃうなんていう醜態はさらしたくないものです。
季節は秋。
いつも以上に大人女性を意識して過ごしたいなと、しみじみ思った出来事でした。