ワーキングマザーの時間
私には2歳の娘がいます。
今や、私にとって娘は、自分以上に大切な存在です。
でも、同時に「自分ひとりの時間」の大切さもしみじみと感じます。今日は、忙しいワーキングマザーが自分の時間を捻出する方法を考えてみました。
まずは「完璧主義」をやめてみる
ワーキングマザーでもある私の毎日の中で、「ひとりの時間」を捻出することは超がつくほど難しいことです。
でも、時間っていうものは、ないと思えばないけれど、作ろうと思えば作れるんじゃないでしょうか。
じゃ、いったいどうすればいいのか!?
私はまず最初に「完璧主義」をやめました。
「アレもやらなきゃ」「コレもやらなきゃ」と、自分に課せられたタスクに押しつぶされそうになっていた以前の私。
気持ちばかりが焦って、結局は予定の半分もこなせない日がつづいていました。
でも、あるときフッと思ったんです。
「もう無理!」って。
会社員として、主婦として、そしてママとして、自分ひとりで3つの役を演じているわけです。
しかも3つとも全て責任重大。手抜きや失敗は許されません。
とは言え、私だって生身の人間。ひとりで3役を完璧にこなすことなんて、土台が無理な話なのです。どれもすべて完璧をめざそうとすれば、無理がたたって必ずどこかに歪みが出ます。
だったら、「全部やらなきゃ!」という完璧主義をやめてみたらいいんじゃないかと思いました。今、出来ることだけを精一杯こなせばいいんだと開き直ったのです。
すると意外にも作業効率がよくなって、今までよりもこなせることが増え、さらに時間のゆとりも生まれました。
完璧主義、やめて正解です。
思い切って人に頼ってみる
どちらかというと人に頼るのがヘタな私。
いっぱいいっぱいのときでも、家族や同僚に「ごめん、ちょっとお願い」のひとことが気軽に言えなかったりします。
私と似たような人って、多いんじゃないでしょうか。
もしかしたら、身内だからこそかえって甘えられないのかも知れませんね。迷惑かけちゃいけないとか、負担になったら申しわけないとか、つい考えてしまいがち。
じゃ、身内じゃない赤の他人を頼るのはどうでしょう?頼るといっても、お仕事に見合った報酬をきちんとお支払いします。だから、へたに気をつかうこともありません。
というわけで、私は「家事代行サービス」をときどき利用することにしています。
家事代行サービスには、全国ネットの大手企業から、地元周辺エリア限定の小規模経営のところまで様々ありますが、私は地元にある会社を選びました。
プランは複数あって、スポットで頼むか、定期的に契約するかを選べます。
料金は時間換算で、1時間あたり2,000円からの設定です。
依頼できるメニューは、お料理、掃除、洗濯といった家事全般から、買い物代行や草むしりまで驚くほど豊富。
私は月に2回、水回りの掃除をお願いしているのですが、さすがにプロ!自分でやるのとは、仕上がりレベルが全く違います。
私の職場の上司(男性)は単身赴任なので、定期的に料理を代行してもらっているそうです。
その上司は、料理がどうしても苦手でついつい外食やインスタント食品に頼っていました。そのためか常に体調が悪く、だんだんと仕事への意欲も低下。
そこで、家事代行サービスに依頼した結果、栄養を考えたメニューを作ってもらえるようになり、やる気も元気も取り戻せたと言っていました。
家事の代行をしてもらっている間は、当然ながら自分の時間が生まれます。
最初の頃は、代行で作業してもらっているのに自分だけゆったり過ごすのは気が引けたのですが、今では慣れて(笑)読みたかった雑誌を見たり、音楽を聴いたり、有意義に過ごせるようになりました。
しばらくSNSから離れてみる
いつの間にか生活の中に浸透していたソーシャルネットサービス、通称SNS。
Twitter、Facebook、LINE、Instagram、といくつかのSNSがありますが、始めたきっかけは「ねえ、◯◯やってる?やってるならつながろう」という、友人や知り合いの影響だったりしますよね。
必要なときに素早く連絡が取り合えたり、近況報告ができたりと、確かにすごく便利なSNS。
でも、ついついタイムラインを追ってしまったり、返信の往復が途切れなくなって、けっこうな時間を浪費してしまうことってないですか?
実は私、気づいたら何十分もSNSに時間を費やしていて、自己嫌悪に陥ることがしばしばあったんです。
SNSは今や生活の必需品ともいえるほど便利な半面、あまりにも情報量が多すぎて、何を選んで何を切り捨てるかという取捨選択が難しい!
だから、どれもこれも見てしまって、無駄に時間だけが過ぎてしまうんですね。
私は、有意義に過ごす時間が欲しくて時間の捻出を苦心しているわけですから、あまり有意義とは思えないSNSから離れてみることにしました。
結果、離れて正解でした。
人のリア充ぶりを見てお腹いっぱいになることもないし、義理でいいね!を押す手間もいりません。
ゆとり時間の捻出には、「脱SNS」がもっとも効果的だったこともついでに書いておきましょう。