子どもに読ませたい良書
私は幼いころから本を読むのが大好き!親から 「本の虫」だね、とよく言われていました。
そんな私ですから大好きな本がたくさんあります。
その中でも特に、私が娘に「読ませたい」と思う本を選んでみました。
私の本好きのエピソードはこちらの記事にも書いています→文の日 心の歌
小さなスプーンおばさん
ノルウェーの作家、アルフ=プリョイセン作。
小さなスプーンおばさんは1980年代にアニメになっているので、たくさんの人に親しまれていますよね。
ある朝、目が覚めたら、いきなり茶さじくらいに縮んでしまったスプーンおばさんが、数々の珍事件を明るく解決する物語。
子供の想像力を豊かにしてくれる一冊です。
小学生2年~4年生にオススメの本ですが、読み聞かせるなら3才ころからでも良いでしょう。
私も娘が3才になったら読んであげたいな、と思っています。
チョコレート工場の秘密
作:ロアルド・タール 訳:田村隆一
この本はジョニーデップが不思議な工場長を演じた「チャーリーとチョコレート工場」で一躍有名になりました!
貧乏な家に生まれ育った主人公チャーリーは世界一のお菓子工場へ招待される金券を手に入れます。
チャーリーが金券を当てたときは読んでいる私も一緒に「やったー!」と思わず叫びそうになったのを覚えています。
招待された5人の子供と不思議な工場見学!笑いあり涙ありの感動の物語。
この本は小学校3年生のとき、担任の先生が毎日少しずつ読んでくれまた。私の思い出の一冊でもあります。
ハラスがいた日々
中野孝次作のノンフィクション小説。
柴犬ハラスと子のいない夫婦の触れ合いを描いた物語。ハラスと過ごした日常はやがてハラスの死という形で終わります。
この本を初めて読んだとき我が家は犬を飼っていませんでしたので犬を飼う生活にあこがれたものです。
今では犬を飼っていますので涙なくしては読めない本となりました。
映画にもなっているようなのでいつか見てみたいです。(映画は寅さんで有名な山田洋二さんが監督のようです)
大人になる本
パット・パルマー原作。
この本は「自分を好きになる本」の上級編です。
私は「自分を好きになる本」は読んだことはないのですが、この「おとなになる本」には何度も助けられました。
この本をプレゼントしていただいたとき、私は思春期でした。子供から大人になるための人生のカンニングペーパーのような本です。
実は大人になった今でも時々読み返します。
何かを決断したい時、自分の気持ちを整理したい時、自分に自信がなくなってしまった時などにおすすめの一冊です。
ソフィーの世界
ヨースタイン・ゴルデン作。
この本はとても有名な哲学ファンタジーですね。
この本は、3人の方からプレゼントしていただきました。それだけオススメの本だと言えるでしょう。
しかし私は何度挑戦しても半分くらいしか読み進めることができませんでした。辞書のように分厚い本が3冊しばらくの間、本棚に眠ったままになっています。
大人になった今なら最後まで読めるでしょうか?いつか挑戦してみたいと思います。
金子みすゞ童謡集
編解説:矢崎節夫 エッセイ:佐治晴夫
東日本大震災の際にACのCMで一気に有名になった金子みすゞさんの詩集です。
鈴と、小鳥と、それから私、みんなちがってみんないい
この詩からもわかるように、違うことの素晴らしさ、見えないけれど、そこにあるものの大切さを、優しく可愛らしい言葉で綴っています。
子どもの感性を育てる為に、金子みすゞさんの詩集は、とても役立つでしょう。
大人になった今では、嫌なことがあったときなどに読み返すと自分の中の優しい気持ちが取り戻せる「魔法」の一冊です。
まとめ
いかがでしたか?子供に読ませたい本をまとめてみましたが、どれも大人になった今、読み返えすと新しい発見がある本ばかりです。
考えてみると、これらの本と出会ったきっかけは、 素敵な大人の人に紹介してもらったのがきっかけです。
私も自分がしてもらったように、子供に良書を読んであげたり、プレゼントしてあげられる人になりたいな、と思いました。
素敵な本、優しい言葉で語りかけてくれる本、ドキドキ、ワクワクしながら読める本は、きっと子供の心を豊かに育ててくれるでしょう。