モデルハウス見学
「SUUMO注文住宅」という情報誌でお得情報を見かけたことがきっかけで、モデルハウス見学をすることにした私。
今日はまず、「パパまるハウス」を見学した感想を書いてみます。
実は勘違いだった
モデルハウス見学の最初に「パパまるハウス」を選んだのは、とても単純な理由です。
友人が「パパまるハウス」で家を建てたと聞いたからです。
でも、その友人が建てたのは「花まるハウス」という別のハウスメーカーでした。
名前が激似な上に、「880万円からの家づくり」と「870万円からの家づくり」という謳い文句も似ていたので、間違えて「パパまるハウス」の方へ足を運んでしまったようです。
モデルハウス見学をするきっかけの記事はこちら。「SUUMO注文住宅」で物件見学するとクオカードがもらえる件
パパまるハウスの良い点
さて、肝心の見学結果ですが、「パパまるハウス」はかなり高得点でした。
見学したモデルハウスは標準仕様ではなく、見栄え良くなるようなオプションが色々と追加されていました。その点を差し引いても、設備や構造は「必要十分」という印象です。
「家は3回建てないと理想通りにならない」とよく言われます。
つまり、建てたあとから色々と不都合や不満が出てくるのは仕方ないこと。先の2回の失敗や経験を生かすことで、3回目にやっと思い通りの家が建つというわけです。
確かにそうかも知れませんが、安い買い物ではないので、そんな簡単に2回も3回も建て替えられませんよね。
その点、「パパまるハウス」は、最初からある程度決められたモデルデザインが用意されています。その中から、好みの間取りや部材を選ぶ仕組みなので、素人でも出来上がりのシュミレーションがしやすいと感じました。
この仕組みを同社では「セレクト住宅」と呼んでいるのですが、まさに自分好みに「セレクト」できるというわけですね。
私が「パパまるハウス」で、とても気に入ったことがもうひとつあります。
それは「アクアフォーム」という断熱材を使用していることです。
以前、友人が勤めている別のメーカーのモデルハウスを見学に行ったことがありました。そのとき、友人が「うちの会社で家を建てなくてもいいけど、断熱材はアクアフォームを使わなきゃダメだよ!」と強く推していたので、アクアフォームのことはずっと意識していたのです。
「アクアフォーム」というのは、以下のような特徴があります。
- 水によって発泡する硬質ウレタンフォームの特性を生かした「吹付け式断熱材」
- 有害フロンを全く使用しない環境に優しい素材
- 現場で発泡施工できるので、微罪な部分まで隙間なくカバーできる
- 透湿性が低いので断熱材内部に湿気を通しにくく、そのため結露を抑制し建物の耐久性を高める。
どうですか?何だかすごく良さげでしょう?
パパまるハウスの気になる点
さて、広告で謳われている880万円の家ですが、27坪~となっています。
1坪が畳2枚と考えると、27坪の家は54枚(畳)分の大きさということです。それでイメージすると、少々小さめかなと感じます。
「880万円からの家づくり」というのがこの会社の売りなのは、880(ぱぱまる)を社名にしていることからもよく判ります。
でも、本当に880万円で新築の家が1軒建つのでしょうか。
まず税金がかかります。それだけで、一気に1,000万円近くまで跳ね上がります。それに標準仕様だけで確実に収まるとは思えないので、やはり1,000万円を越えることになるはずです。
そうなると、他社に比べてかなり安いかというと、そうでもないかなということになります。
パパまるハウスの標準装備
「パパまるハウス」の場合、標準仕様に含まれる設備や装備が他のハウスメーカーよりもかなり多いと感じました。
以下が「パパまるハウス」の標準仕様に含まれるものです。
・オール電化仕様
・システムキッチン(タカラスタンダード)
・24時間集中換気システム
・アクアフォーム
・ユニットバスルーム
・マイクロガード
・シャワートイレ&洗面化粧台(LIXIL)
・内装建材
・全室LED照明
・樹脂複合サッシLow‐Eガラス
・ベタ基礎・ハイブリッド金物工法
・カラーTVドアホン、カーテンレール、TVアンテナ、網戸
TVドアホンやLED照明まで含まれているとなると、お得感はかなり増しますよね。
まとめ
「パパまるハウス」で建てる方の中には、標準仕様+オプションの組み合わせでお気に入りの家を作る方も多いみたいです。
オプションを含めても、大手メーカーの価格より安く上がりますからね。
こだわりの強い人には物足りないでしょうが、モデルデザインから選ぶだけの「セレクトハウス」の採用も素人には気が楽です。
というわけで、将来の新築の際には「パパまるハウス」を比較対象の1つにしてみたいと思います。
おまけ
パパまるハウスのイメージキャラクターは杉浦太陽さんです。
家族第一主義で「イクメンパパ」の代表みたいな杉浦さんは、ハウスメーカーにピッタリ!「ここで家を建てたら、太陽さんと希美ちゃんの家みたいに幸せになれそう」というイメージが湧きそうだから、キャスティングは大正解だと思います。
帰り際、ティッシュBOXをひとついただいたことを報告して、1件目の見学は終了です。