大量のサトイモの処理に困ったら…
最近、どういうわけか里芋をいただく機会が多い私。そして、パパも同じように里芋をいただいて来ることが続いたので、いつの間にかわが家は里芋だらけ。
「こんなにたくさんの里芋、どうする?」
パパと顔を見合わせて、ちょっとため息。
究極の里芋レシピ発見!
わが家は夫婦と2歳の娘の3人暮らし。
里芋を毎日食べたところで、消化できる量はしれています。それに、里芋ばかり食べ続けるのも無理というもの。
飽きずに美味しく食べられる里芋のレシピはないものかと、アレコレ考えたのですが、元々お料理苦手の私には、大した名案も浮かびません。
ところが、意外なところで「究極に美味しい里芋レシピ」を発見したのです。
素材の味を楽しむ
究極レシピの発見場所は、私の職場でした。
それは、ある日のお昼休みのこと。
私が自分のお弁当を温めようとオーブンレンジトースターに近づくと、すでに作動していて、中にはいくつもの里芋が!
てっきり生の里芋だと勘違いした私は、「へぇ~、里芋ってトースターで調理が出来るんですね」と言いました。
すると、その場にいたベテラン主婦陣に「何言ってるの!?生のままトースターに入れてもダメなのよ~」と笑われてしまったのです。私がいかに料理が苦手かがバレてしまいました。
よく聞くと、ふかした里芋が冷めてしまったので、オーブントースターであぶっているのだとか。
私は「ふかすのはちょっとめんどくさいな~」とつぶやくと、「茹でてもいいのよ。茹でるときは水からね!サトイモに限らず根菜を茹でるときは必ず水からね」と教えてもらいました。
その後、熱々になった里芋を私もご相伴に♪
皮の端っこをつまんでヒョイッと引っ張ると、ツルッと簡単に皮がむけて、ほくほくで色白の里芋が顔を出しました。
周りの人の真似をして、何もつけずにそのまま口に入れると…
「お、おいし~っ!!何、これ!こんなに美味しい里芋って初めてかも!?」と、大げさでなく思わず叫んでしまった私。
里芋といえば、煮物や汁物に入っていて、お出汁や調味料の味がじっくりとしみ込んだものしか食べたことがありません。
もちろん、それはそれで美味しいんだけど、でも、ただふかしただけの里芋がこんなに絶品の味だとは思いもよりませんでした。
やはり、食材の本当の美味しさを味わうには、何も手を加えずに素材のままがいちばん美味しいのだと痛感しました。
パパ考案のおすすめ里芋レシピ
里芋のいちばん美味しい食べ方を職場で発見した数日後。
今度は自宅で、うちのパパが里芋の意外なレシピを披露してくれました。
- まず、大量の里芋を茹でます。
- 茹で上がった里芋をつぶして、片栗粉を混ぜます。
- お煎餅のように形を整えて、薄く油をひいたフライパンでじっくりと焦げ目がつくまで焼きます。
素材の味がしっかり生きていて、とても美味しかったです。
さらにアレンジして、チーズを加えたものも作ってくれました。溶け出したチーズが固まって、外側が香ばしくパリパリしています。食感も楽しいし、お味も上々!
お醤油をつけて食べるのも、これまた乙でした。
さすが、わが家のお料理担当だけあって、アイディアも味も最高。
ふかすだけの里芋の味は格別だけど、少し飽きたなっていうときは、わが家のパパ考案レシピもぜひどうぞ♪
まとめ
ご近所や実家から大量の里芋をいただいて、どうやって食べきろうと困ったときは、まずは茹でて素材そのものを味わうのがいちばんのおすすめです。
その後は、ぜひオリジナルのアレンジレシピで里芋の素朴な味わいを楽しみましょう。
それでも余ってしまったら、どこかにお裾わけとなりますよね。その際、私のように里芋の調理法もおぼつかい人もいるので、下茹でしてから配れば、きっと喜ばれるんじゃないでしょうか?