勇気がもらえるマンガ。「ちはやふる」はきらめく言葉の宝庫

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何度読んでも面白い

1月7日に近江神宮で行われた百人一首の「名人位・クイーン位決定戦」のニュースを見て、もう一度マンガ「ちはやふる」を読みたくなった私。

「ちはやふる」は映画やドラマにもなっているので、私が説明するまでもないですが、どんなマンガかと言うと「競技カルタ(百人一首)に青春をかける高校生の物語」。

単に競技カルタのことだけでなく、恋愛あり、親子カルタあり、親子関係ありで、どの登場人物にも感情移入できちゃうんです。

言葉って本当に素敵。それに「ちはやふる」は言葉以外の言葉にならない気持ちとか音を表現していて、五感で楽しめるマンガなんです。

きらめく言葉

「ちはやふる」には感動するシーンがいっぱい。1巻から33巻まで読み終わったので印象に残った言葉をご紹介します。

綿谷新をからかう同級生に千早が言った一言

私が綿屋くんだったら、笑うためにメモをとってる人と話したくないなぁ。

小学生なのに、(小学生だからなのか)サラっと言えちゃうのがカッコいいですよね。

言いにくいことは逆にハッキリ言ってしまうほうがいいのかもしれませんね。

 めがねくんが、かなちゃんに言った一言

僕の月も太陽もかなちゃんだからがんばろ

太陽(千早)と月(真島)がカルタ部から距離を置いてしまい、落ち込んでいるかなちゃんに、メガネくんが言った一言。

地味なメガネくんが思いをよせる、かなちゃんを励まそうと言ったこの言葉には泣かされてしまいました。

こんなことを言われたら好きになってしまいそう。

メガネくんが、千早に言った一言

ここにいたらいいのにって思う人はつきあいの長さも深さも関係なく家族なんだって

これもメガネくんの一言。「つきあいの長さも深さも関係なく」というところがピンときました!

かなちゃんが千早に言った一言

脱いだものはきちんと揃える!白い壁には手をつかない!畳の縁は踏まない!私はこういう積もっていくという考え方が好きです

他人の分の靴を揃えることは「幸運」をひとつ拾うことだと、かなちゃんは言います。

私も小さい頃、祖母にこれらのことよく言われていましたが、大切にしたい日本人の心だと思いました。

かなちゃんを決意させた百人一首

大江山いく野の道の遠ければまだ文も見ず天のはし立て(小式部内侍)

部長の真島とキャプテンの千早の2本柱を失ったカルタ部を自分なりに立て直そうと思わせた百人一首。

現代語に直すと、「大江山は遠く行ったこともないし母からの手紙ももらっていません。もちろん天橋立も見たことがありませんが、母(和泉式部)の助けなどなくても私は私の才で歌を詠めます」と言う意味のこの句を思い出し、かなちゃんは自分のできることを頑張ろう!と決意します。

ちなみにかなちゃんの名字は「大江」なのでこの句はかなちゃんが大切にしている一句なのです。

千早が先生に言った一言

勉強すればするほど本は言葉は文字はこんなにいらないって…

この言葉は百人一種のクイーン位を目指している千早だかこその言葉ですね。

深い言葉ですね。私はこの境地に至ったことはありませんが、感覚的になんとなく共鳴できる部分があり、書いてみました。

まとめ

いかがでしたか?他にもきらめく言葉がたくさんあって、読んでいてたくさんの勇気がもらえます。

あなたは「ちはやふる」読んだことがありますか?あなたのお気に入りの一言も良かったら教えてくださいね。

「ちはやふる」は競技カルタの話なので、「耳」に関する情報もたくさんでてきます。私は音楽をやっていて耳を悪くしてしまったので、読んでいて大変勉強になりました。このことについてもいつか書いてみたいな。

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