姿勢
寒い日が増えてきました。
外気温が一気に下がる時期は、風邪をひきやすいので注意していてくださいね。
そして、だんだん肌寒い季節になって来たら、もうひとつ気をつけるべきことがあります。
それは何かと言うと、姿勢です。
寒くなると、ついつい背中を丸めたり肩をすぼめたりと悪い姿勢になりがち。
人は見た目が大事?
自分では気づかないものですが、姿勢というのは見た目の印象を大きく左右します。
数年前に、「人は見た目が9割」なんていうタイトルの本がベストセラーになりました。あの本の真偽はともかくとして、確かに、見た目は良いに越したことはありません。
ただ、見た目の捉え方にも色々あるのではないでしょうか。単に顔の美醜やスタイルの良し悪しだけが、見た目の判断材料とするのはいかがなものかと思います。
人の見た目って、姿形だけではなくて、見る人に与える「印象」という意味でもあるはずです。
猫背で肩を落としながら、うつむいて歩いていたら、それこそ印象悪いでしょう?そんな姿勢では、実年齢より確実に老けて見えますよね。
その上、黙っていても、「暗そう」とか、「人づきあい悪そう」なんて、勝手に性格まで決定されてしまいます。
美しい姿勢を意識する
姿勢ひとつで老けて見られたり、マイナーな性格に見られるなんて困りもの。
でも、逆に考えたら、姿勢が良ければ若々しく見えるし、明るくて元気そうなイメージを持ってもらえるということです。
生まれながらの容姿は、基本的には変えられません。だからこそ、つねに意識して、美しい姿勢を心がけたいものです。
では、そもそも美しい姿勢とは、どんな姿勢でしょうか?
とっさには答えにくいですよね。
私もよくわからなかったので、あちこちを巡って、総合的にまとめてみました。
【美しい姿勢とは】
・スラッとして居ながらも、決して力み過ぎない自然なたたずまい。
・目線はまっすぐ前向きだけれど、決して強過ぎず、優しいまなざし。
・胸を張り過ぎると腰に負担がかかり、しかも出っ尻になりやすいので、胸は突き出さない。
・背筋はまっすぐ過ぎず、体の本来の形状である、緩やかなS字カーブを保つ。
とまぁ、こういうことなんだそうです。
上の項目をサッと見る限り、「~過ぎず」という表現がたびたび入っています。つまりは、「過ぎたるは及ばざるがごとし」ということかも知れませんね。
良い姿勢の作り方
常に小難しいことを意識しながら姿勢づくりをしていたら、たちまちアチコチが痛くなったり、凝り固まったりしそうで大変です。
やり過ぎにならない程度に、美しい姿勢を作るにはどうしたらいいの?と探したら、ありました!ありました!ちょうど良さそうな方法が。
まず手っ取り早いのは、自分の立ち姿や座り姿を自分の目で確認することだそうです。
家にいるときなら姿見を見ればいいし、街中を歩いているときなら、ショーウィンドウでチラッと確認してみてください。
そして、姿勢の修正法として、覚えておくと良いポイントはたった3つだけ♪
・お尻をキュッと引き締める
・丹田(おへその下あたり)に力を込める
・頭のてっぺんを糸で吊り上げられている感覚で背筋を伸ばす
このくらいなら、ちょっとした瞬間にも意識できますよね。
生き方が姿勢に出る
人生は、いいときばかりとは限りません。
しんどいときも悲しいときもあるはずです。いや、むしろそんなときの方が多いでしょう。
でも、うつ向いてはいけません。
うつ向きたいのをグッと堪えて、敢えてシャンッと姿勢を正し、しっかり前を向いていれば、生き方そのものも前向きになれそうな気がします。
さぁ、明日も頑張りましょう!