名古屋カルタういろうを食べてみた
先日、名古屋に出張に行っていた友人から、ちょっと変わった「ういろう」をいただきました。
いただいたのは130年以上の歴史がある青柳総本家の「ういろう」。
青柳総本家は名古屋ういろうを全国に広めたお店として有名ですよね。
「名古屋かるたういろう」は、姿かたちが「かるた」をイメージして作られていて、見た目が可愛いいんです!
名古屋かるたういろうのお味とは?
たくさんいただいたので、職場の皆さんにもお裾分け。
青柳総本家の名前が聞いたことがあっても、「かるたういろう」の存在は誰も知りませんでした。
案内文には
青柳ういろうの味と香りはそのままに、手軽に開けやすい、かるたの形にしました。お気軽にお召し上がりいただけるひとくちサイズの薄型ういろうです。
と書いてあります。うん、おいしそう。
冷蔵庫で冷やしてからいただきましたよ。
一口、口に入れるとツルンとした舌触りは、まさしく「ういろう」そのものでした。
冷たいお茶にもよく合います。
名古屋出身の方がいて、「うん。うん。青柳総本家の味だぁ~懐かしい!」と喜んで食べていました。
種類は「こしあん」「くり」「りょく茶」の3種類。それぞれの味に合った豆をプラスしているそうで、こしあん→大納言・くり→白小豆・りょく茶→白いんげんが入っています。
どれも美味しかったけれど、私の一押しは「りょく茶」味です。
それに、「緑茶」に「りょく茶味のういろう」って、すごく合います!それに1つ1つが薄いので気軽に食べられるのもいいなぁ~と思いました。
「名古屋かるたういろう」は6枚入り540円。12枚入り1080円。18枚入り1620円です。名古屋に行けばいろいろなお店で目にすると思いますし、オンラインショップでも購入できますよ。
パッケージについて
「ういろう」をカルタの形に似せた、青柳総本家の「名古屋かるたういろう」ですが、群馬県人からすると「名古屋かるた」が気になります。
というのも、群馬県には群馬県人なら暗唱できる!と言われている「上毛かるた」があるんです。
調べてみると「名古屋かるた」というカルタも存在はしているのですが、「上毛かるた」ほど普及している訳ではないみたい。
青柳総本家の「名古屋かるたういろう」も「名古屋かるた」とは関係ないみたいですね。
「名古屋かるたういろう」は、カルタ好きな群馬県人にとっては、話題性があってちょっと乙なお土産になるかと思います。
ちなみに、この可愛いパッケージですが、1つ難点が…。
皆さん口を揃えて「開け方がわからないみたい」「開けずらい」と言っていました。袋の裏の折り目を立てて、引っ張るのですが、確かに開けずらかったです!
ういろうの豆知識
美味しい「ういろう」をいただいたので、「ういろう」の名前の由来についても調べてみました。
この「ういろう」という言葉は、もともとは人の名前からきています。
室町時代に足利氏に医師として仕えていた「陳外郎=ちんういろう」の作った薬が「ういろう」と呼ばれていて、その薬の口直しとして考えられたお菓子のことも「ういろう」と呼ぶようになったそう。
「良薬口に苦し」と言いますが、苦ーい薬の味を和らげるように発案されたお菓子だったのですね。
まとめ
袋は、開けずらいけれど見た目と味は100点満点!さすが、老舗「青柳総本家」のお品ですね。
夏は冷やして食べるとさらに美味しくいただけますよ。
私も名古屋に行く機会があったらお土産にしたいお品です。