幻想的な真冬のイベント
旅行が大好きなので、独身時代は貧乏旅行を楽しんでいました。
特におすすめのところや、私自身がぜひまた行きたいと思うところは、このブログでもいっぱいご紹介して行くつもりです。
今日はそんなおすすめの観光地(というか、イベント)のひとつをご紹介します。
奈良「若草山の山焼き」
身も凍るほど冷たい寒気の中、震えながら見た山焼きの光景。
それは息をのむほど幻想的な美しさで、一瞬にして寒さを忘れたほどです。
古都の夜空に大輪の花火が咲き広がり、やがて茜色の炎が山のシルエットとともに浮かび上がる、壮大でロマンチックな真冬の一大ページェントは、今でもよく思い出します。
山焼きの起源
山焼きの起源には諸説あります。
三社寺(春日大社・興福寺・東大寺)の説によれば、若草山頂にある前方後円墳の霊魂を鎮めるためというもの。
別の説では、若草山を年内か翌1月の末までに焼くことで、不祥事や災害から守られるというもの。
若草山一帯をめぐる三社寺の領地争いが元であるとか、あるいは単純に草木の芽生えを良くするためという説もあるようです。
現在は、観光行事としての開催が主な目的になっています。
ともかく、約33ヘクタールの全山に火がまわり、冬の夜空に山全体が浮かびあがる様はみごととしか言いようがありません。
若草山の山焼き日程
開催日時 : 2017年1月28日(土) 18:15/花火 18:30/山焼き点火
開催場所 : 奈良公園内 若草山一帯
アクセス : JR奈良駅・近鉄奈良駅から市内循環バス外回り「大仏春日大社前」下車、山麓まで徒歩約15分。
ビューポイント : 山焼きは奈良公園(新公会堂前、春日野園地、飛火野など)からもご覧いただけますが、若草山麓では迫力満点の炎を、平城宮跡あたりからもきれいにごらんいただけます。
(出典:奈良市観光協会公式サイト)
古の良き都を思いながら、壮大かつ幻想的な若草山の山焼きを体験してみてください。
開催は例年1月の後半です。2017年の最初のお出かけ先の候補にぜひどうぞ♪