キンコン西野作「えんとつ町のプペル 」が素敵すぎる5つの理由

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泣ける絵本

キンコング西野亮廣の絵本「えんとつ町のプペル」が発売となりました。

もともと鉛筆で書いた絵が「上手すぎる」など芸人でありながらその絵の上手さで評判となっていた西野さん。

タモリさんからのアドバイスもあり、本格的に絵の勉強を始め、昨年、芸人から絵本作家に肩書きを変更しました。

そして今回、「えんとつ町のプペル」という子供向けの絵本を描いたことで話題となっています。

私もさっそく読んでみました!ゴミ人間プペルと少年ルビッチとの「心の交流」現代社会に投げつけられた「疑問」素晴らしい「絵とストーリー」など、どれをとっても素敵でした。

特に少年プペルとゴミ人間の切ない物語は涙なくして読むことはできませんでした。

今日は、そんな「えんとつ町のプペル」が素晴らしい!と思った理由を5つにまとめてみたいと思います。

1つ目の理由「無料公開」

本当は買って読みたかったのですが、お値段は2000円と少し高め。

買うのを躊躇していたら、無料で公開されていることを知りました。

なんでも、ある小学生から「読んでみたいけれど絵本が高くて自分のお金では買えない」という声が西野さんのもとへ届き、そんな声をうけて無料公開に踏み切ったのだとか。

西野さん素敵すぎる!大人なのに買って読まずにすみません。無料で読ませてもらい感謝しています。

ちになみにこちらのサイトから無料で読めます。

絵がとても綺麗なのでスマホからではなくパソコンから読むことをオススメします。

無料で踏み切った理由としては、自身のブログで「お金の奴隷解放宣言」をしています。なんで人間が便利になるために作られた「お金」でかえって不自由にならなければならないのだろう?

そんな西野さんの想いが作品にも行動にも現れていて「素敵」と思った理由の1つ目にあげさせていただきました。

2つ目の理由「ストーリーが深い」

さて、肝心の内容ですが、こちらも本当に良かったです。泣くつもりはなかったのですが、思わず嗚咽を漏らして泣いてしまいました。

「えんとつ町のプペル」はハロウィンの夜、配達員がゴミ山に「心臓」をうっかり落としたことで生まれた主人公「ハロウィン・プペル」と少年「ルビッチ」の心の交流を描いています。

プペルの体を何度も洗ってあげても臭いがとれない理由や亡き父親との思い出を描いたストーリー展開はワクワクしながら読むことができました。

そして冒頭部分の「信じぬくんだ。たとえひとりになっても」の言葉のように、大切な思いは人に何を言われようとも、自分の心のなかで強く持ち続けることの大切さを教えてもらいました。

私が、ここで内容を書くよりも実際の作品を読んでいただいたほうが良いと思うので、良かったら読んでみてくださいね。

3つ目の理由「絵のクオリティが高い」

ストーリーもさることながら絵のクオリティが高いのです。細部までこまかく描かれていて、これはもはや「絵本」というより「映画」を見ているよう。

それに「色」が本当にきれいなんです。絵をキレイに見せるために特殊なインクを使っているそうです。まさに芸術作品といっても過言ではないでしょう。

5つ目の理由で書いてますが、その道のプロによる作品とのことですので、納得です。

4つ目の理由「クラウドファンティング」

「えんとつ町のプペル」が素敵すぎる4つめの理由は、この作品が「クラウドファンティング」から生まれた作品だということ。

クラウドファンティングとはネット上に企画を発表し出資者を募って資金を集めるシステムのこと。

西野さんは今回、このクラウドファンティングを使って1000万円の資金を集めたそうです。

出資してくれた方にはサイン入りの絵本をプレゼントするほか、作品にも出資者の名前が登場します。

例えば、「スナックやすよ」「寺田たけのこ店」「ぬくもり工房」など作品にでてくる看板の名前は出資してくださった方の看板なんです。(全部がぜんぶではありませんが…)

5つ目の理由「分業制」

「えんとつ町のプペル」が素敵すぎる最後の理由は「分業制」ということ。

西野さんを中心に各分野のスペシャリスト35人で役割を分担して仕上げたのだそう。これは世界初の試みなのだとか。

すごいのは完全分業制で仕上げたということです。1つの場所に皆が集まって同時に作業するわけではなく、それぞれの方が別々に作業したそうです。

世界観を共有するために西野さんが作った「えんとつ町のプペル」を聞きながら、仕上げたんですって。

「大切なのは誰が作ったか?ではなく何を作ったか?」ということに拘った西野さん。この発想も西野さんらしくて素晴らしいですよね。

まとめ

西野さんの現在の夢は「えんとつ町のプペル」を100万部売るということ。現在、25万部となのでドンドン売り上げ上げて欲しいです。

とても良い作品だったので、まだ読んでない方はぜひ読んでみてくださいね。想像を超える素晴らしさでした。

日本版ウォルトディズニー目指している西野さん。今後の活躍に期待したいと思います。

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