毎日のお掃除は大変
主婦にとって掃除は、どんなに忙しくても「やらなきゃいけない家事」の筆頭だと言えます。同時に「やらなきゃいけない」ってわかっているけど、いちばんめんどくさい家事の代表でもありますよね。
「掃除しなきゃ」と思ったとたんに気分が滅入るのは私だけではないはずです。
でも、完璧にキレイにしようとしないで、ちょっとしたスキマ時間で簡単お手軽にできる「プチクリーン」作戦なら、日頃からできるんじゃないでしょうか。
小さな汚れを取るだけでも気分爽快!
「掃除しなきゃ!」と力まずに、手近の小さな汚れだけでもスッキリさせてみましょう。それでじゅうぶんに気分爽快になりますよ。
小さい汚れといって思いつくのは、カップの茶渋。
底の方にいつの間にか着いてしまうアレです。わが家では夫婦それぞれ専用マグカップを使っているのですが、フッと気づくと隅のほうが茶色くなっていてドキッとします。
でも、すごく簡単な方法でキレイにできるので、気づいたときにすぐプチクリーン♪
使うのは食用の粗塩。
ひとつまみカップの底にパラパラと落として、あとは普通に食器用スポンジで擦るだけです。
これだけでスッキリ真っ白になるので、気分爽快。ちょっとしたストレス発散にもなります。
何より、せっかくコーヒーやお茶を飲むなら、汚れのない綺麗なカップで飲むほうが何倍も美味しいですよね。
コンロのベタつきは「毎度クリーン」がおすすめ
お料理をする限り、避けて通れないのがコンロの油汚れ。
いざ掃除にとりかかると汚れが固まって取れない!
油ハネや吹きこぼれなどのベタベタ汚れがこびりついて、なかなかの手強さだと思います。
でも、汚れがたまってしまう前にやっつければ、そんなに大変なお掃除でもありません。
お湯に弱いという油の性質を利用して、調理が終わるたびに熱湯でコンロ周りを拭き取ります。
汚れ取り専用のダスターか、使い捨てにしたいなら厚手のキッチンペーパー(私はリード派)を1、2枚用意。それで汚れた部分を覆って、上から静かに適量の熱湯を注ぎかけておきます。
熱湯が冷める程度まで放置したら、あとはダスターやキッチンペーパーごと拭き取って終了!
ねっ、簡単でしょう。
コンロやレンジの周辺は、使ったらすぐ「毎度クリーン」作戦でスッキリです。
カーペット汚れ攻略に意外なツールが活躍
カーペットは掃除したつもりでも、よく見ると髪の毛やホコリが取れていないことがよくあります。
カーペットに座った瞬間に「えっ!?掃除したばかりなのに、こんなところにホコリが!?」と気づいても、わざわざ掃除機を登場させなくても大丈夫!
意外なツールが問題解決してくれます。
それは、キッチン用の粗目のスポンジか、もっといいのは昔ながらのタワシ。
それでカーペットの表面をこするようになぞれば、カーペットの繊維に埋もれていた髪の毛やほこりのかたまりが浮き出てきますので、手でつまんで取るかガムテープの端切れでペタッと取ってしまいましょう。
面倒な窓掃除だってもう怖くない
窓の掃除をするのは、年末の大掃除のときぐらいという方。
年に一度しかしないとなると、汚れも1年分こびりついていて落とすのもひと苦労ですよね。
でも、暖かい季節のほんのちょっとのスキマ時間にやっつけてしまえるお手軽な方法があれば、こまめにできそうな気がしませんか?
まず、窓掃除に最適なのは、曇りの日の朝早めの時間帯です。なぜなら湿度が高いから。
窓掃除をするときって、まず水で濡らしますよね?つまりある程度は水分がある方が、汚れがゆるんで落としやすいわけです。
そして、窓掃除は外側からスタートしましょう!
普通は内側から始めると思いますが、外側から始めるほうがダンゼン効率がいいんです。
窓は外側の方が汚れています。だから、汚れ度合いが大きい外側からキレイにすれば、内側の汚れは簡単に見つけられるし、労力のかかる外側からキレイにしてしまうことでモチベーションも保ちやすいというわけです。
逆に内側から先に取りかかると、ガラスに透けて見える外側の汚れを内側の汚れとまちがえやすく、無駄に労力を使ってしまいます。
私が使うのは、いらなくなったボロぞうきん2枚とマイクロファイバー製のクロス1枚。あとはガラスクリーナーです。
1.適度に絞ったぞうきんにガラスクリーナーを吹き付け、汚れを浮かすようにしながら窓ガラスの表面をこすります。
2.つづいて固めに絞ったもう1枚のぞうきんで、先ほどの汚れを含んだガラスクリーナーのあとをふき取ります。
3.最後にマイクロファイバー製のクロスでていねいに乾拭きすればピカピカ♪