今年も白鳥が帰ってきた
最近、「ハクチョウ飛来」のニュースをテレビや新聞でよくみかけます。
ハクチョウ飛来の知らせを聞くと「冬も本番なのだな」と感じます。
我が家はここ数年、烏川へ白鳥を観察に行くのが恒例となっています。
今年も烏川にハクチョウが帰ってきたのか近くに住んでいる友人に聞いたところ「そう言えば、つい2~3日前に何羽か見かけたよ」と教えてくれました。
すでに帰って来ているとのことですので、近いうちに見にこうと思っています。
群馬の飛来地情報
群馬県にはハクチョウの飛来地がいくつかありますので、ご紹介します。
烏川
まずは、我が家の定番スポットの烏川。
烏川のハクチョウを発見したのは、家族とラーメンを食べに行ったとき。開店時間が11時30分なのに11時だと勘違いして、時間を持て余しブラブラしていたときに、たまたまハクチョウを発見したのです。
まさか、こんな場所でハクチョウが見られるとは!美味しいラーメンをいただいた後に、さっそくハクチョウの観察に行きました。
青い空と水面に映える美しいハクチョウの姿は何度みても見飽きることがありません。また天気の良い日なら、浅間山、妙義山、荒船山まで見渡せて景色も素晴らしいですよ。
烏川で白鳥が見られる場所は高崎市新町と佐波郡玉村町の境の岩倉橋のたもと。
見学の際は足場が悪いので、歩きやすい靴をおすすめします。また、双眼鏡などもあると良いでしょう。
食パンを好んで食べるようで、投げている人の姿も見かけました。
ハクチョウの飛来時期は12月上旬~3月上旬。時期にもよりますが約50羽~100羽ほどのハクチョウが見られます。
また、珍しいブラックスワンも2匹います。どこかで飼育されていたのが逃げてきたのだとか。
ブラックスワンはハクチョウよりも帰るのが早いので早めの時期に見学をおすすめします。
2016年12月26日追記:今日、車で岩倉橋通過したとき5匹ほど確認できました。
2017年1月22日追記:友達からの情報ですが、本日120匹ほど確認できたそうです!
ガバ沼
群馬県邑楽郡邑楽町の多々良沼の西側にある通称ガバ沼にも毎年白鳥が飛来します。
飛来するのは主にコハクチョウですが、ときにはオオハクチョウも来ることがあるそうです。
コハクチョウの体長は約1.2メートルで、翼を広げた長さは約1.8メートルもあります。
色は成鳥が純白、幼鳥は灰色で、いつも家族一緒に行動しているそう。
ちなみに、こちらのハクチョウも食パンを好んで食べるそうですよ。
飛来時期:11月上旬にやって来て、3月中旬から下旬に帰るそうです。(見ごろのピークは、1月下旬から2月上旬)
2017年2月5日追記:友達から写真を提供してもらいました。14頃見学したときは写真のように、あまり白鳥がいなかったようです。どこかにエサを食べに行っているみたいです。
鏑川
高崎市と藤岡市の境の「鏑川橋」下流でもハクチョウの飛来スポット。高崎市木部町の新幹線の線路の近くです。
こちらではハクチョウに気持ち良く帰ってきてもらえるよう、「鏑川白鳥を守る会」が組織され、ゴミ拾いも行われています。
また、ハクチョウ到来のシーズンになると、「鏑川白鳥保護地域」の看板も設置されます。
こちらでは守る会の会長さんが朝晩エサをあげているそう。
直近の飛来数:平成25年(1月11日~3月17日)最高飛来数52羽、平成26年度(12月17日~3月6日)最高飛来数59羽、平成27年度(12月22日~3月16日)最高飛来数49羽。引用:鏑川白鳥を守る会
まとめ
ハクチョウの見学は冬ならではの楽しみです。
子どもを連れて、ハクチョウの観察おすすめですよ。自然に触れさせる良い機会ですし、マナーを守って観察することも教えられます。(個人的にはパンなどはあげずに静かに見守ってあげたいです)
白鳥を見に行くためには、ガソリン代だけでOK。なにかのついでに見に行けば、0円で楽しめます。
今年の冬はハクチョウの観察をしてみませんか?