女性は寒暖差疲労を感じやすいから、根菜レシピで体の内側から温めましょう

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昼夜の気温差

先週は、夏に逆戻りしたかという陽気の日が多かったですね。

そのくせ、夜間には靴下なしではいられないほど、一気に冷え込みがキツくなりました。

私は、こんなふうに昼夜の気温差が大きいと、なぜか体のだるさを感じてしまいます。

寒暖差疲労

私のような症状は珍しいことではなく、医学的に「寒暖差疲労」と言うそうです。

人の体は実にうまく出来ていて、寒いときは熱を作り、暑いときは熱を逃がそうとします。

でも気温変化が激しい環境に置かれると、熱を作ったり逃がしたりと大忙しで、気温が安定しているときの何倍ものエネルギーを消耗してしまうそうなんです。

だから、「なんとなくダル~い」ということになります。これが「寒暖差疲労」の正体です。

この寒暖差疲労は、自律神経の乱れにつながります。その結果、体温調節が上手くできなくなってしまうんですね。

そうなると冷え性の人は要注意!

体温調節の不調で冷えが進み、肩こりめまいむくみ顔のほてり食欲不振不眠など、いろんなつらい症状が出現してしまいます。

たとえば私の場合、冷えがひどくなると頭痛吐き気まで伴って本当に辛いんです。

だから少しでも冷えがキツイなと感じたら、カイロをペタペタ貼ったり、起床時や帰宅時は足湯に浸かったり、タイツと靴下の上にさらにレッグウォーマーを履いたり、とにかくできる限りの方法で体を冷やさないように気をつけています。

ただし、これらは体の外からの冷え対策です。体の内側からほっこりと温まる方法も同時に取り入れなくては、芯から元気にはなれません。

体を温める食材を積極的に摂ろう

体を内側から暖める方法となると、考えられるのは「食べること」ですね。

冷え性の人、特に下半身の冷えを強く感じやすい人におすすめの食材は根菜です。

にんじん

葉つき人参

根菜の中でも積極的に摂りたいものとして、まずは「にんじん」

生のまま摂っても体を温めてくれる上、温かく調理すればさらに「陽の気」をアップする優秀な食材です。

活性酸素の除去、免疫力強化のβカロチンが豊富、胃腸や肝臓を浄化するミネラルもたっぷりなので、ぜひたくさん食べるようにして下さい。

かぶ

ザルに並べた葉つきのかぶ

続いてのおすすめ根菜は、「かぶ」

蛋白でクセがないから食べやすいと思います。

白い根の部分はビタミンCや酵素を多く含み、それらの栄養成分は生食することで効率的に摂取することができます。だから私は、千枚漬けやサラダにして生で食べることも多いです。

でも、熱を加えると胃を温める効果が高まるので、寒い季節にはぜひ温かいメニューにして召し上がってください。

さらに葉っぱには、カロチン・ビタミンC・鉄・カルシウム・カリウム・食物繊維など豊富な栄養素が含まれているので、できればいっしょに調理することをおすすめします。

かぶは味が淡白なので、ほかの食材との相性もいいですね。

私は、かぶを入れたクリームシチューが大好き♪ほかには、にんじん、鶏肉、れんこん、ブロッコリーなどを入れてトロトロに煮込んでいただきます。

あとはお味噌汁の具にしたり、ベーコンやキノコ類といっしょにサッと炒めるのも美味しいですよ。

れんこん

れんこんの切り口

お次は、「れんこん」をおすすめします。

れんこんは、疲労回復や風邪の予防効果があり、ビタミンCの含有量がレモンに匹敵!

しかもデンプンの含有量が多いお陰で、熱に弱いビタミンCの損傷が少ないまま加熱調理ができるんです。

植物繊維も豊富だからお通じにもいいし、咳止めや貧血改善の効果もあります。

れんこんに含まれるムチンという粘り成分は、タンパク質や脂肪の消化を助けてくれるので、食べ過ぎた時の胃腸の負担を和らげてもくれます。

こうやって書き並べると、ものすごい優等生の野菜でしょう?

さらにれんこんの皮にはポリフェノールがいっぱい!これを摂らずに捨てるのはもったいないです。

とは言え、れんこんを皮付きのまま調理すると見た目が汚いですよね?

だったら、薄くスライスして「れんこんチップス」にすれば、見た目も気にならずにポリフェノールもバッチリ摂れるのでおすすめですよ♪

根菜すべてが体を温めるとは限らない

ここまでずっと「冷えには根菜がおすすめ!」と書いて来ましたが、NGもお伝えしておきます。

実は、根菜の全てが体を温めてくれるわけではなく、逆に体を冷やしてしまう作用を持つものもあるんです。

大根

ズラッとならんだ真っ白な大根

体を冷やしやすい根菜の代表は、ちょっと意外かもしれませんが「大根」なnです。

でも、調理の仕方次第で大根の体を冷やす作用を抑えられます。

それは「煮込むこと」です。

鍋に入れたり、スープにしたり、じっくりと熱を加えれば大丈夫♪さらに生姜など体を暖める作用の強い食材といっしょに摂るとなお良いです。

せっかくの旬の野菜ですから、たとえばおでんやポトフなどの煮込み料理にして、美味しく食べましょう。

そうそう、大根の葉には体を温める効果があるんです。私は、大根の葉を細かく刻んで炒めたり、味噌汁の具にしたりしてよく食べています。

根菜は女性の救世主

寒暖差によるストレスにさらされて疲れている体は、積極的に根菜メニューを取り入れて労ってあげましょう。

特にに冷え性を自覚している人にとって、根菜は救世主!たくさん食べて、体を温めてあげましょう。

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