観音山公園「ケルナー広場」は子供の「考える力」を育てる公園

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観音山公園

昨日は立春の名のとおり、あたたかな1日でしたね。

パパの転職が決まったとはいえ、相変わらず節約生活が続いている我が家。お金をかけずに休日を過ごそう!と昨日は「ケルナー広場」へ行ってきました。

昨年3月にオープンしたケルナー広場。もうすぐ来園者も10万人を突破するそうです。

ケルナー広場はドイツ人設計士ケルナーさんがプロデュースしたちょっと変わった公園。随所に工夫が施されており、子供の想像力を育ててくれる公園なんですよ。

旧カッパピア

ところで皆さん、カッパピアってご存知ですか?

カッパピアは昭和37年にオープンし群馬県民に広く親しまれてきた遊園地なんです。

大きなジェットコースターやプールもあり、私も幼いころよく連れて行ってもらいました。

そんなカッパピアは平成15年に閉園。その後、廃墟と化したカッパピアは心霊スポットとして有名になってしまいました。

しかし、この跡地を高崎市が買い取り「観音山公園」として生まれ変わることが決定し、その先駆けとしてケルナー広場が誕生したのです。

ケルナー広場

ケルナー広場はドイツの老舗玩具メーカーケルナースティック社の遊具で遊べる広場です。

丘を登ると、カラフルな玩具がたくさん!

昨年、オープンしたときにはなかった絵本が屋外で読めるスペースや、水遊びができる玩具などがありました。

オープンしたときは、まだ小さくて遊べなかった娘も昨日はおおはしゃぎで遊んでいました。

子供を遊ばせているとケルナーさんの想いが書いてある看板を発見!

親愛なる子ども達 親愛なる保護者たちへ 気持ちよく 自由に 心を開いて おもいっきり 自分を試して遊んでください。 保護者へのお願い 子どもが遊ぶ時に 手助けしないでください

とドイツ語と日本語で書いてありました。

ケルナーさんからのお願いに「子どもが遊ぶ時に手助けしないでください」とありましたが、ごめんなさい!心配性な私には無理でした。

普通の公園と違ってちょっと「危ない」のです。ケルナー広場で遊ばせるときには絶対に目を離せません。

例えば、滑り台ですが階段があって上って下るタイプではありません。通常階段となっている部分がアスレチックみたいに複雑な構造となっていて上るときに子供がどこに足を置けば良いか考えなければなりません。だからこそ、子供の考える力が育つ公園とも言えます。

他にも、考えるポイントがたくさんありました!

・すべり台の素材が太陽の熱で暑くなる→慎重になる。熱さを学べる。

・見たことがない遊具→どうやって遊ぶのか考える

・遊具に上る足場がわざと、子供の足がちょうどよいところにない→足をきちんとつけて上ることを覚える

・その他→隠れるところがたくさんあって子供の想像力をはぐくむことができる。

一緒に行ったパパも「普通の公園と違って考えなければ遊べないから考える力がつくね」と言っていました。

ケルナー広場にはもう1つ看板があって

この遊具は、すべり台の階段が斜めであったり、のぼり棒がぐらぐら揺れたりする遊具です。一見危なそうに見える遊具ですが、この遊具の「つくり」が子どもの冒険心を駆り立て危険予知能力や体力を向上させます。

と書いてありました。私も子供だったらハッスルして遊んでいたんだろうなぁ。親としてはハラハラドキドキがとまりませんでしたが、なるべく手をださずに遊ばせることを心掛けました!

ところでケルナー広場、いろいろ可愛いすぎるんです。まずトイレ

遊具に描かれている絵も可愛い

ちょっと、ちびまるこちゃんの作者「さくらももこ」の絵に似ていませんか?(笑)

遊具に付随しているオブジェも可愛い

こちらも胸キュンです

こちらは遊具ですコーヒーカップの中に入って遊びます。衝撃を吸収するために玉砂利が40㎝も入っているのですって!

滑り台までオシャレ。この穴をくぐると…

ここに出ます。長さ10メートルの滑り台。けっこうスピードがでるんでビックリ!

人を写さなさいように写真を撮ったので、全体の写真がなくてごめんなさい。とても楽しい公園なのでぜひ行ってみてください!

ケルナー広場

・開園 9:00~17:00

・無料

・場所 高崎市石原町2685

・夏休み期間中は高崎駅とケルナー広場を結ぶバスが運行します

・ケルナー広場のすぐ近くに第1駐車場。少し離れたところに第2駐車場があります。

・ジュースやアイスが買える自動販売機はありますが売店などはありません。

・高崎観音「慈眼院」を目指してくれば途中にありますので、すぐわかると思います。

まとめ

気軽に行ける距離にこんな素敵な公園ができてとてもうれしいです!

日本にいるのに、まるで海外で遊ばせているような気分になります。

訪れたのは土曜日のお昼くらいでしたが、さほど混んでなく遊ばせることができました。けっこう穴場スポットなのかも。

遊ぶときは「自己責任」ですが、係りの人も数人いて遊具の点検をしたり子供や保護者に声をかけたりしていました。

なるべく大人が手をださないで見守りながら「考える力」を育ててあげたいですね。

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